台北の街を歩いていると、あちらこちらで美味しそうな香りが漂ってきます。特に夜になると、活気に満ち溢れた夜市は、まさにグルメの宝庫。台湾の屋台文化を体験したいあなたに、ぜひ訪れてほしいお店があります。それが、今回ご紹介する「帰綏街当帰猪脚老店」です。
台北のローカルフードとして知られる「当帰猪脚(タンクイチューチャオ)」は、薬膳スープでじっくり煮込んだ豚足料理。独特な風味と柔らかく煮込まれた豚足は、台湾の人々に愛され続けています。今回は、この「当帰猪脚」が有名な「帰綏街当帰猪脚老店」に初挑戦。行列のできる人気店に、一体どんな秘密が隠されているのか、早速レポートしていきます。
台北のソウルフード「当帰猪脚」に初挑戦!
台北の街歩きを楽しんでいると、何やら人だかりが。近づいてみると、そこには「帰綏街当帰猪脚老店」の看板が。お店の前にずらりと並ぶ人々の列に、期待と少しの緊張が入り混じります。
「当帰猪脚」は、台湾のソウルフードとして、多くのローカルの人に愛されている料理です。特に、このお店は、創業から長い歴史を持つ老舗として有名で、地元の人はもちろんのこと、観光客からも高い人気を誇っています。
お店の前に立つと、食欲をそそる豚足の煮込みスープの香りが漂ってきます。店内には、美味しそうな料理がずらりと並べられており、見ているだけでもワクワクしてきます。
今回は、初めてのお店なので、定番の「当帰猪脚」と、台湾グルメの定番「魯肉飯(ルーローファン)」、そして、一緒に食べたい「青菜湯(チンツァイタン)」を注文しました。
薬膳スープの奥深い味わいに感動!
店内は満席でしたので、今回は持ち帰りにすることにしました。
まずは「当帰猪脚」。熱気を帯びた器に、大きな豚足がどっさり。スープの色は、ほんのり茶色がかっています。
一口スープを飲むと、予想外の美味しさに驚きました。独特な香りが食欲をそそり、豚足は驚くほど柔らかく、骨から簡単に外れます。長時間煮込まれたことで、豚肉の旨みがスープに染み渡り、奥深い味わいを生み出しています。
「当帰猪脚」は、薬膳料理のイメージで、少し抵抗がある人もいるかもしれません。でも、このお店のスープは、独特な風味が強すぎず、むしろ上品な味わいで、薬膳が苦手な私でも美味しくいただけました。
台湾の定番「魯肉飯」も外せない!
「当帰猪脚」と一緒に注文した「魯肉飯」。これは、台湾の屋台料理の定番中の定番です。
お店によって味が違うので、色々なお店で食べ比べてみるのも楽しいですが、このお店の「魯肉飯」は、甘辛い味付けがちょうどよく、ご飯が進む美味しさでした。
「当帰猪脚」のスープで煮込まれた豚足は、柔らかく、とろけるような食感。ご飯と一緒に食べると、さらに美味しさがアップします。
「当帰猪脚」と「魯肉飯」のあとには、さっぱりとした「青菜湯」をいただきました。
「青菜湯」は、シンプルながらも、野菜の甘みがしっかりと感じられ、濃厚な「当帰猪脚」や「魯肉飯」のあとに、口直しとしてピッタリです。
最後に
「帰綏街当帰猪脚老店」は、まさに台湾の味を堪能できるお店でした。
初めて「当帰猪脚」に挑戦しましたが、想像していたよりもずっと美味しく、スープの奥深い味わいに感動しました。お店の雰囲気も活気に満ち溢れていて、地元の人々の温かさが感じられました。
台北を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
まとめ
今回は、台北のソウルフード「当帰猪脚」が有名な「帰綏街当帰猪脚老店」を訪れてみました。
お店の前には、地元の人々で賑わう長蛇の列。人気店の風格が漂います。「当帰猪脚」は、独特な香りが食欲をそそる、奥深い味わいのスープと、柔らかく骨から外れる豚足の組み合わせが最高でした。薬膳料理が苦手な私でも、美味しくいただけたのは驚きです。
さらに、台湾グルメの定番「魯肉飯」や「青菜湯」も堪能しました。
「帰綏街当帰猪脚老店」は、地元の人々に愛される老舗であり、観光客にもおすすめです。台北を訪れたら、ぜひ立ち寄って、本場の台湾の味を体験してみて下さい。
帰綏街当帰猪脚老店へのアクセス
お店:帰綏街当帰猪脚老店
アクセス:MRT大頭橋駅(orangeLine)から徒歩8分
満足度★★★★☆4.0点