台湾のグルメといえば、小籠包やルーロー飯、マンゴーかき氷など、美味しいものがたくさん! でも、せっかく台湾に来たなら、定番メニューだけでなく、地元の人々に愛されるソウルフードも味わってみたいですよね。
今回ご紹介するのは、台北市大同区にある、70年以上続く老舗の麺店「阿田麺」。 多くの台湾人が「子供の頃から食べている」という、まさにソウルフードのお店です。
私は、台湾在住歴のグルメ好きとして、美味しいお店を見つけると行きたくなります。 今回は、阿田麺の看板メニューである「全套麺(肉と卵の両方が乗った麺)」をいただくため、意気揚々とお店へ向かいました。
果たして、老舗の味とはどんなものなのか? 期待に胸を膨らませながら、お店に入ってみると、そこは活気に満ち溢れていました。
老舗の風格漂う佇まいで、期待が高まる!
お店の場所は、MRT雙連駅から徒歩5分ほど。 赤峰街と呼ばれる、レトロな雰囲気漂う路地を入ったところにあります。
お店の外観は、まさに老舗といった風情。 少し古びた感じの看板に「阿田麺」の文字が書かれていて、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。
店内は、カウンター席とテーブル席がいくつかあり、お昼時はほぼ満席。 地元の人らしき人たちが、次々とお店に入ってくる様子に、人気店の風格を感じます。
私は、事前に調べていた「全套麺」を注文。 店員さんは、笑顔で注文を受けてくれました。
シンプルながら奥深い!「全套麺」の衝撃
しばらくして、運ばれてきた「全套麺」。
見た目は、至ってシンプル。 麺の上に、豚肉と煮卵が乗っているだけ。 でも、そのシンプルな見た目に反して、一口スープを飲むと、その奥深い味わいに驚きました。
スープは、豚骨と野菜をじっくり煮込んだ、あっさりとした塩味。 そこに、ほんのりとした甘みと、ネギの香りが加わって、何とも言えない奥行きを感じます。
麺は、少し太めの平打ち麺。 スープによく絡み、口にした時の食感が最高です。
そして、豚肉は柔らかく、煮卵はトロトロ。 スープの旨味が染み渡っていて、箸が止まらない美味しさ。
「全套麺」は、シンプルながらも、素材の味が活かされた、まさに「老舗の味」と言えるでしょう。
台湾のソウルフードを味わう喜び
阿田麺の「全套麺」を食べた私は、改めて台湾のソウルフードの素晴らしさを感じました。
「全套麺」は、台湾の人々の生活に根付いた、素朴で美味しい麺料理。 70年以上も愛され続けているのにも納得です。
値段もお手頃価格で、他のメニューも魅力的。次回はワンタン麺も食べてみたい。
台湾に来た際は、ぜひ阿田麺を訪れて、本場のソウルフードを味わってみてください。きっと、忘れられない思い出になるでしょう。
まとめ
今回は70年以上続く老舗の麺店「阿田麺」を訪れました。
看板メニューの「全套麺」は、シンプルながらも奥深い味わいで、スープ、麺、豚肉、煮卵、どれをとっても絶品。 まさに「老舗の味」と言えるでしょう。
お店は、地元の人々に愛されるソウルフード店。 お昼時は賑わっていて、活気に満ち溢れています。
台湾を訪れた際は、ぜひ阿田麺で、伝統の味を堪能してみて下さい。
阿田麺へのアクセス
お店:阿田麺
アクセス:MRT雙連駅から徒歩5分
満足度★★★★☆4.0点